司馬遼太郎さんの城塞です。

司馬遼太郎
『城塞』


最初に言っておくと、この本は涙なしには読む事は出来ません。


人間はいかに美しく生きようとする生き物かということを司馬氏の卓越した筆力で描かれています。


天下分け目の関ヶ原の戦いの後、実質的な日本の支配者である徳川家康は、その前の支配者の子供である豊臣秀頼が自分の死後反徳川派からかつがれ、徳川家から天下を奪ってしまうことを恐れ、豊臣家を完全に滅ぼすための計画をたてる。


話はここからどのように徳川家康が豊臣家をだまし、追い詰めていくかが書かれ、豊臣家を助けようと思い、大阪城に集った武士たちがいかに戦ったかが描かれています。


この小説を初めて読まれた方は、余程の家康マニアでない限り、徳川家康は悪い奴、狸オヤジだという印象を受けるでしょうが、これは彼と戦う武士たちをより対照的に見せるために司馬氏がより悪者として描いている可能性があるので、ほんとは徳川家康はどんな人だったか知りたい人は調べてみてください。


ちなみにこの家康の相手方の豊臣秀頼の母、淀君は自分の子供の将来、自分のプライドと身の安全を思うあまり、多くの人を思わぬ方向に導いた責任者の様に描かれおり、教育の観点からみると興味があるお話かも知れませんが、これもこの小説の主題ではないように思われます。


一番司馬氏が私たちに伝えたかったのは、大義のために大阪城に集った武士たちの美意識、いかにつらくて厳しい状況でも最後まであきらめずに戦った彼らの姿勢、感情にとらわれず物事を冷静に幅広い目で見る事の大切さ等なのではないでしょうか。


どうか皆さんも登場人物と共に泣き、笑い、共感し、そして読者として司馬ワールドにどっぷりとつかり、宝の宝庫である日本の歴史への旅へ出発して下さい。


ただ読む前にハンカチとティッシュを用意することをお忘れなく

by エッグマン
posted by 家庭教師のフィール at 00:01 | Comment(1) | TrackBack(0) | オススメ本〜中学生〜
この記事へのコメント

オタ系の子いいねーwwwww
ちっとコスプレしてくれって言ったらねこみみメ イ ドになってくれたしwww
しまいには喘 ぎ 声まで「にゃーん!」とか言ってたしなwww(*゚∀゚)・∵. ブホァッ!!
あーでもこれかなり八マるわーwww次は巫女のカッコさせる予定wwwww

http://EnVi.sTroWcrUe.net/n-b5wu3/
Posted by ねこみみモード突入っ!! at 2009年08月18日 01:29
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